仕事をするのが怖い!メンタルを改善する5つの考え方

仕事をするのが怖い!メンタルを改善する5つの考え方

せっかく就職先が決まったのに、「仕事をするのが怖い!」と臆病になっていませんか?

会社に行く前からあれこれ想像してしまい、不安で仕方ない人もいるでしょう。

しかし、仕事をするのが怖いという気持ちは、考え方次第で払拭できます。

今回は「仕事をするのが怖い」と思っているあなたに、怖さを払拭するための考え方をご紹介します。

経験不足だから怖い

誰もが最初から上手くいくわけではありません。

失敗して上司から怒られたり、顧客の反応がよくないためにクレームを受けたりする場合もあります。

仕事に限らず怖いと感じるのは、経験したことがないからです。

自分の人生では経験がないため、必要以上に怖くて仕方がなくなります。

しかし、一度経験すると、恐怖は減少します。

思ったほど怖くなくなり、2回目以降はスムーズに行動できるようになります。

たとえば、初めて来店したお店のことを思い出してみてください。

初めて行く店だと不味いものを出されたくないとか、ボッタクられたくないと心配になります。

しかし、実際に行ったときはそうでもなく、ほとんどの場合は想像していたサービスで終わります。

たとえ失敗したとしても「もう外食しない!」とはならないし、また挑戦するでしょう。

仕事も同じです。恐怖を感じるのは最初だけで、一度経験すると消えていきます。

勇気を出して仕事に飛び込むことで、2回目以降は楽になります。

仮に間違えたとしても、その経験を生かしてやり直すだけです。仕事を辞める必要はありません。

経験が浅くて怖くても、思い切って挑戦してください。

意外と「大したことではなかった」と気付かされるでしょう。

学びに行くと考える

「お金を稼ぐために仕事をする」と考えていると、重く感じます。

お金のために行動していると、ネガティブなイメージでいっぱいになるでしょう。

しかし、仕事から得られるのはお金だけではありません。特定の業界で働き、経験を積むことによる学習効果もあります。

お客さんとして利用していたお店(業界)の裏側や、購入した商品の作り方を知ることもできるでしょう。

また、同僚との関係を深め、顧客とのコミュニケーション方法を学ぶこともできます。

コミュ力が高まれば対人関係で問題があったとしても、対応できるようになるでしょう。

仕事はRPG(ロール・プレイング・ゲーム)と同じです。

怖さを払拭して仕事に立ち向かい、日々経験を積んで行くことで成長し、レベルアップすることができます。

「会社で学びながらお金がもらえる」、そう考えて仕事をしてみてはいかがでしょうか。

きっとネガティブなイメージは払拭され、楽しく働けるでしょう。

準備をしっかりする

野球のピッチャーは試合前に対戦相手を分析します。

得意ではないコースを研究し、三振の配給を考えて勝つ準備をする必要があります。

試合に勝つためには日々のトレーニングが大切であり、事前準備を怠ることはできません。

野球選手だけでなく、あらゆる職業の人が事前に準備します。

美容師はトレンドな髪型を研究するし、アパレル店員は新作のファッションをチェックします。

同じことが職場でも当てはまります。事前に準備することで、働くことへの恐怖を払拭することができるのです。

仕事を成功させるために必要なことは、「他人を知る」ことです。

例えば飲食店をはじめ、ホテルや家電量販店などに行って、他の人がどのようにして働いているのか確認してください。

店員の働く様子や注文時の態度などを見ることで、そのお店の空気感を感じ取ることができます。

自分と同じような年代の店員を見かけたり、対応がぎこちないながらも頑張って働いている様子を見ると、やる気がでてくるのではないでしょうか。

たとえお客として関わるだけでも、社会人としての空気感を知ることは大切です。

気になるお店を見つけた時は、まずお客さんとしてコミュニケーションを取ってください。

他の人も怖いと思っている

「働くのが怖い」と思っているのはあなただけではありません。

同僚、先輩、上司、または社長までもが同じ恐怖心を持って働いています。

「失敗したらどうしよう」「お客さんに迷惑をかけたくない」「損失を出したくない」など、さまざまな恐怖と戦いながら仕事をしています。

しかし、恐怖心があっても私達が働く理由は、目標と目的があるからです。

欲しいものがあり、生計を立てるために働いています。

みんな、あなたと同じように仕事や人間関係を恐れていますが、それを恐れないようにするために一生懸命頑張っています。

たとえば、仕事に行くときや退勤時の挨拶を思い出してください。

顔を合わせて挨拶することで、親しみを感じ、相手とコミュんケーションを取ろうとしますよね。

質問があれば上司に相談し、顧客に製品を渡すときは何度もチェックして間違いがないことを確認します。

上司は、従業員が失敗して顧客に腹を立てたり、顧客を失ったりするリスクがあるため、慎重な指導と相談を行います。

一方で、恐怖があるため、失敗しないように厳しく指導したり、声を大きくしたりすることもあります。

嫌がらせで怒ってくるのではなく、仕事として部下を指導するのです。

誰もが仕事に恐怖心を持って働いています。しかし、達成感ややりがいも感じながら、日々頑張っているのです。

「みんな仕事が怖いけど頑張っている」と思うようにしてください。

あなただけではないとわかれば、過度に恐れなくても良くなるでしょう。

会社はいつでも辞められる

従業員に過労を強いたり、給料を払わなかったりするなど、法律に違反する「ブラック企業」と呼ばれる会社があります。

ラック企業に関する報道やニュースを見て、働くことを恐れている人も多いです。

残念ながら、ブラック企業はいたるところにあります。

正社員だと必要以上の責任を負わなければいけないため、苦労するかもしれません。

しかし、雇用形態であっても会社は辞められます。

たとえ契約書をを結んでいても、法律に違反する労働環境に追い込まれた場合、それは法律に違反しているからです。

ブラック企業を辞めるのは難しいことではありません。労働基準検査室や弁護士に相談すれば、辞めることができます。

一生懸命働いてるのに報われないと感じるならば、無理せず辞めてください。

仕事なので責任感は必要です。簡単に投げ出して良いわけではありません。

しかし、あなたがフルタイムの従業員であろうとパートタイムの仕事であろうと、あなたは一生その仕事をする必要はないのです。

会社をやめたいと思ったのであれば、「辞めさせてください」と言えばいいのです。

労働は自由であり、誰もがそうする権利があります。

合わない会社はいつでも辞めると思っていれば、仕事を始めるのが楽になるでしょう。

ただし、ある日突然消えないようにしてください(いわゆるバックレ)。

それは人間性の問題になり、あなたの人格に影響を与えます。

辞めたくなった時は、せめて1ヶ月前には退職意思を伝え、円満退職を心がけましょう。

まとめ

最初は、誰もが仕事を恐れています。

しかし、恐れに立ち向かい、うまく払拭することで、自分自身を成長させることができます。

社会に出るとさまざまな出来事が発生するため、仕事をしていると怖くなるかもしれません。

しかし、考え方を少し変えることで、恐怖心を和らげることはできます。

なにはともあれ「やってみる」のが大切です。

頭で想像しているだけでは、怖い気持ちは払拭できません。むしろ、膨らむばかりでしょう。

恐怖や不安は体験しなければ消えることはありません。勇気を出して飛び込んでみてください。

意外とあっさりとこなせるようになるかもしれませんよ。