給料の締め日とは?給料に関する豆知識

「仕事を始めたばかりだけど、初めての給料はいつもらえるんだろう?みんなは今日が給料日だって言ってるけど自分だけ入ってないのは何故?」
そんな疑問は締め日・給料日といった仕組みを知ることで解決できます。
お金の予定も立てやすくなりますので、どんなタイミングで給料が計算され支払われるのか理解しておきましょう。
締め日・給料日とは?
締め日とは「この日まで働いた分の給料を支払います」という基準になる日です。締め日を元に、いつからいつまで働いた分の給料を払うかが計算されます。
例えば月末が締め日なら1日から末日までに働いた分が、10日締めなら前月11日から今月10日までに働いた分が次の給料日に支払われます。
給料日とは給料が支給される日で、手渡しの職場もありますが一般的には銀行に振り込まれることが多いです。
支払われるタイミングも、締め日と同じ月に支払われる当月払いと次の月に支払われる翌月払いがあります。
週払いの場合は、締め日・給料日が毎週1回ある形になります。
月払いの締め日・給料日の具体例
締め日・給料日は5や10のつく日か月末が多く、中でも給料日は25日という会社が多いです。
しかし、締め日・給料日は一律に決まっているわけではなく会社によって異なってくるので、確認しておくようにしましょう。
「うちは15日締め、25日払いです」という表現でよく説明されます。
《締め日・給料日の具体例》
○15日締め、当月末払い
8/16~9/15に働いた分が9/30に支払われます。
○15日締め、翌月10日払い
8/16~9/15に働いた分が10/10に支払われます。
○月末締め、翌月25日払い
9/1~9/30に働いた分が10/25に支払われます。
この場合、働き始めて最初に迎える会社の給料日は9/25で以前から働いている人は給料をもらえますが、あなたはまだ初めての締め日を迎えていないのでもらえません。
《9/1から働いた場合の具体例》
仮に9/1から仕事を始めたとして、最初の給料はいつ、どの期間の分がもらえるのかをみてみましょう。
○15日締め、当月末払い
最初の給料日は9/30、9/1?9/15に働いた半月分の給料がもらえます。
○15日締め、翌月10日払い
最初の給料日は10/10、9/1?9/15に働いた半月分の給料がもらえます。
○月末締め、翌月25日払い
最初の給料日は10/25、9/1?9/30に働いた1ヶ月の給料がもらえます。
同じ日から仕事を始めたとしても、締め日・給料日によって初めての給料がもらえるまで1ヶ月近く差があります。
一般的に給料が振り込まれるのはいつ?
給料は銀行振り込みで支払われることが多いですが、そうすると次のような疑問が浮かぶのではないでしょうか。
・給料日が休日の場合はどうなる?
・振り込まれるのは何時ごろ?
これらの点についても解説します。
給料日が休日の場合、前倒しで支払われることが多い
給料日が休日だと銀行が休みのため、給料日当日には振り込まれません。
一般的には土日に給料日が重なった場合、前倒しで金曜日に支払われることが多いです。
ただし、後ろに倒して月曜日に支払うところもあるので、心配なら会社に確認しておきましょう。
振り込まれるのは朝10時まで
労働基準法では給料日の朝10時頃までに引き出せるようにしておくと決められています。
一般的には銀行が開くまでに入金手続きが行われており、朝一でおろしに行っても既に振り込まれているケースが多いです。
まれにですが、小さい会社だと銀行が開いてから窓口やATMで振り込み作業をするところもあるので、朝一に入っていないからといって慌てなくても大丈夫です。
まとめ
働き続けていれば毎月決まった日に給料が入るようになりますが、新しく仕事を始めた時は働き始めてから実際に給料がもらえるまで1ヶ月以上先になることもあります。
その間にお金がなくて焦ることがないように、締め日・給料日がいつなのか確認しておくようにしましょう。
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