辞めた方がいい?仕事が向いていないと思った時の退職判断

辞めた方がいい?仕事が向いていないと思った時の退職判断

仕事は失敗ばかりで上手くいかないと、「この仕事は自分に向いてないのだろうか?」と思いますよね。

「まだ仕事に慣れていないだけかもしれない」とは思うものの、いつまで経っても上手く行かないと焦ります。

だからといってすぐに辞めると会社に迷惑がかかるし、辞めても次の仕事が決まるかわかりません。

続けるのはしんどいけれど、辞めるべきなのか判断がつかないという方もいるでしょう。

そこで「仕事が向いてない」と思った時に、辞めるか続けるか判断するポイントをお伝えします。

仕事が上手くいかずに退職判断に迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

ストレスで心身に影響が出ていないか?

まだ仕事を始めて間もないのなら、緊張もするし体力の消耗が激しくても不思議ではありません。

しかし、しばらく経ってもストレスが大きいのであれば、あなたに向いてない可能性が高いです。

どんな仕事でも多少のストレスは感じるものですが、

・仕事に行くのが気が重い
・仕事に行くと体調が悪くなる
・仕事のことを考えると憂鬱になる

というような状態であれば、ストレスが大きすぎるのかもしれません。

これくらい我慢しなくてはと耐えていると、ある日突然限界を迎えてしまうこともあります。

仕事に行けない状態になってしまうと、退職せざるを得なくなります。

職場に迷惑をかけてしまうのはもちろん、そこまで追い込まれてしまったら、体と心が回復するのに時間がかかります。

自分の心身の状態には気を配り、あまりにも辛いようなら、限界を迎える前に休むなり辞めるなりの判断を下すようにしましょう。

慣れれば解決できそうなことか?

仕事を始めたばかりなら「この仕事は向いてないのかも?」と思っても、まだ仕事に慣れていないだけという可能性が高いです。

最初は知識が乏しいため、お客さんに質問されても答えられなくて当然です。

しかし、続けていくうちに覚えてしまえばスラスラ説明できるようになるし、いつしか売り上げも上がります。

コミュニケーションが上手くいかなかったとしても、あなたがそれを克服したくて今の仕事を選んだのなら、もう少し頑張ってみるべきです。

一方、働き始めて数カ月経っているのに、何度も同じミスをしたり、繰り返し注意を受けるというのであれば、続けていくのは難しいかもしれません。

慣れや努力では解決できないのであれば、仕事が向いていない可能性が高いです。

人には向き・不向きがあるため、辞めてあなたに合った仕事を探しましょう。

仕事を続けるとメリットがあるか?

仕事を続けるか辞めるか迷った時、どちらにどんなメリットがあるのかも判断するポイントになります。

仕事を続けるメリットとしては、「スキルが身につく」「部下ができる」「給料が上がる」などが考えられます。

仕事自体は向いてなくても、人間関係が良い職場ならメリットに数えられるでしょう。

逆に辞める場合のメリットは、「悩みが減る」「ゆっくり休める」「新しい仕事に挑戦できる」などが考えられます。

一方、辞めた場合のデメリットも考えておく必要があります。

辞めても次の仕事が見つかるとは限らないし、今より給料が下がる可能性もあります。

運が悪ければ、今よりもっと酷い職場で働くことになるかもしれません。

何を重視するかはあなた次第ですが、今の仕事を続けることで得られるメリットの方が大きいのであれば、続けてみたほうが良いでしょう。

まとめ

仕事が向いていないと感じながら続けるのは辛いものです。

しかし、その場の勢いで「辞めます」と言ってしまったら、後戻りすることはできなくなります。

今は辛くても、時間が経てば慣れて平気になる場合も多いです。

ただし、仕事には向き・不向きがあり、努力してもカバーできない部分があるのも事実です。

いくら仕事とはいえ、心身に悪影響が出るまで我慢するのも良くありません。

落ち込んでいる時、感情的になっている時には難しいかもしれませんが、今回お伝えした基準を参考に落ち着いて判断するようにしてください。