会社の同僚と遊びに行くのはあり?迷ったときの考え方

会社は集会所でもあります。仕事を通して仕事をしている人たちと仲良くなり、遊びに行くこともあります。
しかし、プライベートでも同僚と付き合い始めると、公私混同の恐れがあります。
職場でも雑談が多く、会社に迷惑をかけることになります。
そのため、仕事とプライベートを分けた方がいいのか、断る方がいいのか、悩む人もいるかもしれません。
実は、同僚と出かけるかどうかの判断基準があるのです。
条件を満たしていれば外出し、満たしていなければお断りしてください。
そこで今回は「会社の同僚と遊びに行くか迷った時の考え方」をご紹介します。
同僚とプライベートでも遊ぶか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
時間を共有すると仲良くなれる

会社の同僚と仲良くなりたいのであれば、遊びに行くのは「あり」です。
私生活でも一緒に行動することで、相手のことをもっと知ることができます。
友情を深めることで一緒に仕事がしやすくなり、楽しく仕事ができるようになります。
職場によっては、飲み会や食事会を定期的に開催して、社員同士の親睦を深めています。
今後も同僚と仲良くやっていきたいと思うのであれば、遊びに行くようにしてください。
何人で遊びに行くかで判断する

会社の同僚と遊びに行く時は、何人で遊びに行くかで判断してください。
何人かで出かけるのか、二人だけで出かけるのかで印象が変わります。
何人かで出かけるときは、親睦を深める大きな要素があります。
誘ってくれた人にも、「親睦を深め、仕事を楽にしたい」という意図があります。
忘年会やバーベキューなど、同僚がたくさん参加するイベントであれば問題ありません。
公私混同には適用されず、仕事の一部と捉えることができます。
逆に、二人で出かけるときは、友達気分という要素が強いです。
個人的に好意を感じるから、遊びに誘われているのですね。
異性だと、恋愛に発展する可能性があります。
単なる遊びではなく、デートのように誘っているのかもしれません。
恋愛だけでなく、二人きりで遊ぶことを提案された時点で、良好な関係の証拠です。
それなら、お互いのことをもっと知るために出かけても良いでしょう。
逆に「自分はそれほど好意を持っていない・好きではない」というのなら、遊びに行かないほうが無難です。
同僚から誘われても、家庭やプライベートの用事を理由に断ってください。
どんな遊びをするかで決める

一概に「遊ぶ」と言っても様々なケースがあります。
大人の遊びは主に食事が絡みますが、ドライブしたり、スポーツすることを「遊び」だという人もいます。
会社の近くにあるお店なら行きやすいですが、遠くに行くと迷いそうですね。
そのため、どんな遊びをするかで行くか決めてください。
苦手なものや、お金や時間がかかるものは、なるべく断った方が無難です。
遊ぶ内容で相手との価値観がわかり、今後の付き合い方も変わってくるでしょう。
遊びに行く時間で決める

遊びに行く時間帯や曜日も判断材料になります。
仕事が休みの日なのか、仕事をする前なのか、仕事をした後なのかでも違ってきます。
例えば、仕事の後に軽い食事やカラオケに行くと、一緒に行動しやすいです。
あまり親しくない人(先輩や上司など)でも、一緒に遊ぶことがあるでしょう。
逆に、朝から晩まで一日中外出するのは難しいです。
学生時代の友人のように、よほど仲が良くないと気疲れするでしょう。
短時間だと外出しやすく、長時間だと負担が大きいので注意してください。
勤続年数で判断する

入社してどのくらい年数が経っているかで判断する考え方もあります。
新人で入社したばかりであれば、なるべく同僚と接する機会を増やしたほうが良いです。
遊びに行ったり飲み会に参加するなどして、コミュニケーションを取っていけば、仕事を続けやすくなります。
逆に勤続年数が長くて同僚の性格や趣味嗜好がわかるのであれば、遊びに行かなくても構いません。
わざわざプライベートまでコミュニケーションを取らなくても、人間関係にそれほど左右しないからです。
一度や二度、同僚からの誘いを断っても評価は落ちないし、仕事がやりづらくなることもないでしょう。
ただし、何度も断っていると二度と誘われなくなります。
気づいたときには会社で浮いた存在になり、肩身が狭い思いをするでしょう。
そのため、たまには同僚の誘いを受けるようにしてください。
スキルアップで判断する

みんな目的を持って働いています。
お金を稼ぐことを目指している人もいれば、やりたいことや夢のあることで働いている人もいます。
特に技術関係の仕事であれば、遊びは勉強の一部です。同僚と付き合うことで学べることがあります。
たとえば、食品関係の会社に勤めていれば、同僚と食事をすることで食を学ぶことができます。
アパレルの仕事をしていれば、同僚と一緒に買い物をすることで、様々な店のコーディネートを学び、接客に取り入れることができます。
一人で行動するより、同じ夢を共有する仲間と成長しやすいというメリットもあります。
仕事の目的が「夢と未来のために」で、それに演劇の内容が結びついていれば、遊びに行くことができます。
仕事に支障がない範囲で、気の合う人を誘って交流を深めてください。
プライバシー観点で判断する

仕事以外で同僚と遊びに行くことで、プライバシーに踏み込む可能性があります。
家族や兄弟だけでなく、恋人や好きな人の話題になることもあるでしょう。
仕事中の雑談で出てくることもありますが、仕事中なら「仕事があります」と言えば避けられます。
しかし、プライベートだとそういうことにはならないですね。一緒に遊んでいてもあまり自分のことを話さないと、関係がぎくしゃくします。
また、相手のプライバシーに立ち入る準備も必要です。プライベートの悩みを相談されたら、答えないわけにはいきません。
深刻な相談を受けて、ストレスを感じることもあります。
今よりも仲良くなりたいなら、外出するなどして同僚と距離を縮めるのもいい方法です。
しかし、そうでもなければ安易に遊ばない方が良いでしょう。
会社での出会いを大切にしよう

ここまで、同僚と外出するかどうかの考え方を紹介してきました。
すべての項目に問題がないと思ったら、同僚と遊びに行ってください。
しかし、一つでも気になることがあれば、しばらく様子を見た方が良いです。
わざわざ遊びに行かなくても、一緒に仕事をすれば良い関係が築けます。
休憩時間や自由時間に気軽におしゃべりをするだけでも楽しいですよ。
一方で、仕事をしていたから会える人がいるのも事実です。
学校ではほぼ同年代の人同士が交流できますが、職場では様々な年代の人同士が交流できるようになっているので、交流の幅が広がります。
さまざまな人との関係を築くことで、いざという時に助けが得られるかもしれません。
「学校だから」とか「会社だから」で社会との関わりを判断するのではなく、自分が他人をどう思っているか、相手とどう関わりたいのかに焦点を当てるべきです。
そうすれば、楽しい社会人生活が送れるようになるでしょう。
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