知らなきゃ損!仕事をコロコロ変える際のメリット・デメリット

今の仕事に飽きると、別の仕事がしたくなりますよね。
仕事をしていると「自分に合わないし辞めようかな」とか「もう飽きたから他の仕事をしてみたいな」と思うことが、誰でも一度はあるでしょう。
一緒に働いている同僚の中に苦手な人がいたり、社長とそりが合わないということもあります。
しかし、仕事を何度も変えていると、その後の人生に大きく影響を与えます。
すぐに変えられる人を「羨ましい」と言う人もいるでしょうが、コロコロ変えることは良い面だけでなく悪い面もあるのです。
そこで今回は、仕事を変えることのメリットとデメリットについて解説します。
仕事を変えるか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
仕事をコロコロ変えるメリット

まずは、仕事を変えるメリットから見ていきましょう。
社会経験になる
1つの会社で働いているとすると、その会社・業界のことしか知ることができません。
しかし、さまざまな会社で働いた経験があれば、それぞれの違いが分かります。
IT業界であればインターネット関係の知識が身につくし、医療業界であれば医療に関する知識が身につきます。
職務経験が多ければ多いほど色々な分野のことが分かり、目指すべき目標が見えてくるようになるでしょう。
気分転換になる
我慢して同じ仕事を続けていると、ストレスが溜まってノイローゼになる場合があります。
「行きたくないな」という気持ちのまま働くのは自分にも会社にとってもよくありません。
しかし、定期的に仕事を変えていれば気分転換になります。
人間関係でノイローゼになることもないため、健康的な生活が送れるでしょう。
理想に近づく
仕事を変えれば変えるだけ、あなたの理想とする会社に近づいていきます。
新しい仕事を探すときは、今よりいい会社を探そうと思うものです。
前の会社で苦手な仕事が分かれば、違う種類の仕事にチャレンジすることもできるでしょう。
色々な人に出会える
仕事が変われば出会う人も変わります。
1つの会社にいれば交流も狭くなり、視野が狭くなってしまいがちです。
働く期間が短くても、色々な人に出会うことで友人が増えたり、人付き合いのスキルが身につくこともあります。
仕事を通して、友達ができたり恋人ができる可能性もあるでしょう。
仕事をコロコロ変えるデメリット

仕事を変えるのは良い面ばかりではありません。当然悪い面もあります。
仕事を変えることで発生する、5つのデメリットについてご紹介します。
転職活動で不利になる
仕事をコロコロ変えていると、転職で不利になる場合があります。
多くの企業は「長くうちで働いてくれる人を採用したい」と思っています。
企業はお金をかけて採用活動をしているため、すぐに辞めてしまう人を採用したいとは思いません。
仕事を何回も変えた人は「うちの会社もすぐ辞めてしまうのではないか?」と思われてしまいます。
転職活動の面接では、職務経歴について聞かれることが多いので注意しましょう。
逃げぐせがついてしまう
自分の都合で何度も辞めていると、逃げぐせがついてしまいます。
逃げぐせがついてしまうと、少しでも気に入らない事があれば辞めたくなります。
人生は良いことばかりではないため、ある程度の忍耐力は生きていく上で必要です。
嫌なことを避けていると自己管理ができなくなり、何でも親や他人に頼る生活になってしまうかもしれません。
仕事を覚えるのが大変
新しい会社に転職すれば、イチから仕事を覚えなくてはいけません。
どんな仕事も慣れるまでは大変であり、苦労します。
業務内容の他にも会社までの通勤ルートを覚えたり、同僚の名前を覚える必要もあります。
スキルアップできない
早々に仕事を辞めて新しい仕事に変えていると、基礎的なことしか身につかずスキルアップできません。
スキルアップしない人は責任感のある仕事を任せてもらえないし、いつまで経っても新人のままです。
昇給や福利厚生にも期待できないため、給料が増えることはないでしょう。
手続きが面倒
転職活動をする際は、履歴書やポートフォリオを用意する必要があります。
採用が決まれば書類を書き、必要なものを揃えなくてはいけません。
また、1年に何度も仕事を変えた場合、それぞれの会社で源泉徴収をもらって確定申告することになり、面倒です。
まとめ
仕事をコロコロ変えるメリットとデメリットを紹介してきました。
たくさんの仕事を経験することは、社会経験としていい面もあります。
常に新鮮な気持ちで働けるし、自分のやりたい仕事が見つかる可能性が高くなります。
しかし、仕事をコロコロ変えていると逃げぐせがつきます。
新しい仕事を覚えなければいけないし、立場も低いままです。給料も上がりません。
また、転職を繰り返している人は企業に信用されなくなるため、転職活動に苦労します。
どちらかと言うと1つの仕事を長く続けて、成果や手応えを感じた経験のある人の方が、将来有利に働くということを覚えておきましょう。
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