どうすればいい?会社を無断欠勤した後の対処法

どうすればいい?会社を無断欠勤した後の対処法

無断で仕事を休んだ後、上司から電話がかかってくると心配ですよね。

こっぴどく叱られないか不安なため、電話に出るのが怖いのはわかります。

できればこのままでいたいのですが、親から連絡が来たら困ります。

確かに、電話に出ないと大変なことになる可能性もあります。怖いと思っても、きちんと対応すれば安心です。

そこで今回は「会社を無断欠勤した後の対処法」についてご紹介します。

無断欠勤が大事になる前に、ぜひ参考にしてください。

会社を無断欠勤すると連絡が来る

その日に約束があっても会社に行かないと、ほぼ確実に電話がかかってきます。

出勤しないと何かあったのではないかと思い、安否確認をするからです。

遅刻するだけかもしれないし、仕事の日を間違えているかもしれない。

もしくは、途中で事故に遭った可能性もあります。

社員の出勤状況を把握しておく必要があるので、無断欠勤しても何もしないわけではありません。

忙しくてすぐに連絡できない場合もありますが、基本的には無断で仕事を休むと電話がかかってくることを覚えておいてください。

電話を無視し続けると大事になる

かかってきた電話を無視するのはよくありません。マナー違反ですし、無視してもまた電話がかかってきます。

電話がしつこくかかってくると、ずっと落ち着かなくなるでしょう。

叱られたときの気持ちはわかりますが、無視すると会社の対応に支障が出ます。

会社を続けるにしても辞めるにしても、必ず電話に出てください。

親や保証人に連絡される

電話に出るのが怖いからといって無視し続けると、保証人に連絡が入る可能性があります。

未成年や学生の場合は、履歴書の緊急連絡先欄に保護者の連絡先を記入しますよね。

身元保証人にあなたが会社に来ていないことが伝わると心配されます。

厳しい親だと、後で厳しく叱られることもあります。

会社を無断欠勤したことがバレたくないのであれば、必ず電話には出るようにしてください。

上司が自宅に来る可能性

このまま電話を無視し続けると、上司があなたの家に来る可能性があります。

会社が家の近くにあるなら、直接行って調べてみようと思うからです。

会社の備品を借りているのであれば、電話を無視して全く関わらないようにすることはできません。

会社はあなたに貸し出したものを返してもらう必要があり、何としてでも連絡を取りたいと思うでしょう。

自宅に来られると近所の目もあるし、居心地が悪くなります。

急に来たときに慌てないように、無視せずに電話に出てください。

電話に出る時の伝え方とコツ

無断で仕事を休んだ後に電話がかかってきたら、すぐに対処したほうがいいです。

無視してもしつこく呼ばれる可能性があるので、電話に出たほうが安心です。

ただし、電話に出るだけでは済まされません。対処を間違えると怒られたり、トラブルになったりします。

そこで、どのような点を考慮して対応するかをご紹介したいと思います。

謝罪から入る

どんな理由があっても、無断で仕事を休んだのは悪いことです。電話に出たら、まず謝ってください。

家族に不幸があったとか、急に気分が悪くなったとか、とぼけたり嘘をついたりするのはよくありません。

知らないふりをしても通じないし、嘘をついてもバレます。かえって印象を悪くするだけです。

素直に「申し訳ありませんでした」と謝ったほうが得策です。

謝罪から入ることで聞いてもらう態勢を作ることができます。

その後、なぜ無断欠勤たのか説明すると良いでしょう。

正直に理由を説明する

電話がかかってくると何があったのかとか、どうして来なかったのかとか聞かれます。

自分が責められているように感じるかもしれませんが、正直に理由を説明してください。

寝坊したり忘れたりしても、真実を伝えることが大切です。

仕事で嫌なことがあって、どうしても行くのが難しい場合は、相談するといいです。

会社や人間関係のトラブルが原因と判断された場合は、何らかの処置がとられることもあります。

今後の考えを伝える

仕事を働き続けたいのであれば、謝罪した上で今後のことを話してください。

無断欠勤したからといって解雇されることはありません。きちんと理由を伝えれば許してくれます。

ただし、許可なく会社を休むのは大事です。あなたも辞める覚悟で会社を休んだのかもしれません。

もし、会社を辞めるつもりで無断欠勤した場合、「辞めさせてください」と伝えてください。

電話で辞めると言っても納得されないかもしれませんが、辞めたいならはっきり言った方がいいです。

電話以外で連絡が来た時の対処法

無断で仕事を休んだ後に電話がかかってくることが多いですが、メールやLINEで連絡が入る可能性もあります。

電話に出なかったので、電話以外で連絡が来る場合もあります。

LINEの場合、メッセージを開くと既読が追加されます。既読を無視すると、明らかに拒否していることがわかるので、今後仕事を続けるのは難しくなります。

メールやLINEでメッセージが来たら、無視せず必ず返信してください。

ただし、無断欠勤の理由をメールやLINEで伝えることはおすすめしません。文字だけだとわかりにくく、相手に逃げようとしているように見えます。

また、メールやLINEで連絡しても、結局後から電話がかかってくることもあります。

メールやLINEで謝るだけで、直接電話をかけて事情を説明します。

自ら電話したほうが安心できる

無断で仕事を休んでも連絡がないと、いつ来るか不安になって待っていることになります。

それまでは他のことができなくなって、憂鬱な状態が長く続きます。

電話がかかってこない場合、自ら電話するのも良いです。

自分から会社に電話して、会社に行かなかったことを説明してください。

無断欠勤したことは変わりませんが、自分で行動することで上司の怒りを和らげることができます。

「しんどい」とか「行きたくない」とか、軽い気持ちで無断欠勤したのなら、余計にあなたから電話をした方が良いです。

叱られることはありますが、いきなり解雇になることはありません。今後も仕事を続けることができるでしょう。

会社を無断欠勤しても損するだけ

「うっかり出勤を忘れていた」「人間関係でトラブルがあって行きにくい」など、無断欠勤する理由は様々です。

どんな事情があるにせよ、会社を無断欠勤するのはNGです。

あなたが無断欠勤したことでみんなに心配かけるし、周りの負担も増します。

接客業なら今から出勤してくれる人がいないか探す手間がかかるし、場合によっては人手不足から大きなクレームに発展することもあります。

仮に、あなたが重要な仕事を任されていれば、損害賠償に発展するおそれもあるのです。

一度無くした信用は取り戻せないし、働くのが嫌になってしまいます。

今後、後悔しないためにも無断欠勤という選択は取らないようにしてください。

まとめ

会社を無断欠勤した後に上司から電話がかかってきたときは、無視せずに出るようにしてください。

会社は安否確認のために電話をするため、無視しても何度もかかってきます。

あなたが電話に出ないことで、身元保証人や緊急連絡先に電話されてしまうかもしれません。

たとえ電話がこなかったとしても、安心してはいけません。

いつかかってくるかわからない状態だと、気持ちが落ち着かないからです。

会社から電話がかかってくるまで待つのではなく、自分から電話をして謝罪しましょう。

誰でも会社に行きたくないと思うことはありますが、無断欠勤すると面倒が増えるだけです。

会社に行きたくないときはきちんと連絡をして、許可をもらうようにしてください。